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これからの日本農業の
“みらい”の姿を作り上げたい

明治時代、私の先祖、品川甚作は福井県から北海道の開拓に参加し、農地を切り開き、現在の品川甚作農園を造りました。
私、品川功は品川甚作から数えて4代目です。
幼少の頃、北海道の江差町にある農園で家業を手伝いながら、私は漠然とした夢を描きました。「厳しい自然と向き合うこの仕事、農業を変えたい。もっと収益性の高い事業にしたい。家業を発展させたい。農家が笑顔であふれる未来を作りたい。」

“甚作にんにく”の誕生 2007年春、私たちは、最高級品種で名高い「青森ホワイト六片」にんにくを北海道江差町で生産し、江差町の特産品とすることに尽力しました。はじめた頃は、試行錯誤の日々でしたが、土壌づくりから見直した結果、栽培に成功、「甚作にんにく」が誕生しました。「甚作にんにく」は札幌ラーメン“すみれ”の村中社長にも認めていただき、全店で使用していただけるような、北海道発のブランドにんにくにまで成長しました。

農家による飲食店・物販店の経営 次に、私たちが目指したのは、事業領域の拡大です。
私たちは、「農家が直接、飲食店や物販店を経営する」という新たな事業領域へ挑戦することになりました。2015年秋、私たちは、東京都千代田区三崎町(JR水道橋駅近く)にラーメン屋“品川甚作本店”を開店しました。“すみれ”村中社長に監修を協力してもらうことで、開店当初から行列ができる盛況なスタートとなりました。当初の目論見通り、農家が直接店舗運営に関わることで、農作物の販売単価を上昇させることができました。(現在は店舗移転のため一時休業中)
また、新千歳空港内のお土産店をM&Aし、北海道の特産品とともに甚作農園の農産品を直接販売することになりました。現在では、ネット通販も立ち上げて、幅広く展開しています。
⚫品川甚作市場(釧路港市場):https://shinajin-ichiba.com/(新千歳空港内)

耕作放棄地を活かした再生可能エネルギー事業への取り組み 日本農業の最大の課題は、年々、耕作放棄地が拡大増加していることです。
耕作放棄地を購入し、再度、農地化していくことも解決策のひとつですが、斜面になっている、農作業機械が入らない、近年の温暖化により降雨量の増加等、その土地自体の環境が変化してしまい、農業を再開するにはリスクがある農地が少なくありません。
私たちは、そのような農業に不向きな土地と変化した農地において、農作物の生産だけではなく、太陽光発電やバイオマス発電などの再生可能エネルギー事業を同時に行うのが良いのではないかと考えました。
特に、バイオマス発電は燃料を燃やしたときに熱を出します。実は、北海道から関東にかけての農家では、冬の温度低下に対応するため、化石燃料等を利用して温度を保っています。バイオマス発電で発生する熱を冬の農業に活かすことで、エネルギーの無駄がなくし、環境保全に資する事が可能となります。

新しいプラットフォームと日本農業の“みらい”へ 今、私たちは、新型コロナウイルス(COVID-19)流行を代表とする未曽有の事態、ニューノーマルな時代への対応が求められています。SDGsやカーボンニュートラル(※)といった耳慣れない言葉も、今では一般的になり、企業活動の遵守事項となりました。農家が主となり“農業×食×物販×エネルギー”で収益を上げていくことは、今後のニューノーマル時代において、安定した収益構造を作る事ができるという事、安全安心な食糧の確保、再生可能エネルギーによる環境保全等、社会に必要不可欠なもの、新しいプラットフォームを生み出す存在となります。
私たちは、農家が持続成長可能な社会に貢献しながら、利益をあげられる構造を作る事は、農家をはじめる人々を生み出し、日本農業の“みらい”の姿につながるものと信じています。

※カーボンニュートラル:市民、企業、NPO/NGO、自治体、政府等の社会の構成員が、自らの責任と定めることが一般に合理的と認められる範囲の温室効果ガス排出量を認識し、主体的にこれを削減する努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について、他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量等を購入すること又は他の場所で排出削減・吸収を実現するプロジェクトや活動を実施すること等により、その排出量の全部を埋め合わせた状態をいう。菅義偉内閣総理大臣による「2050年カーボンニュートラル宣言」により広まる。

代表取締役社長 品川功

株式会社エナジーバンクパートナーズ
代表取締役社長 品川 功

社名 株式会社エナジーバンクパートナーズ
代表 代表取締役 品川 功
設立 2003年5月
資本金 100,000,000
所在地(本社) 〒060-0005 北海道札幌市中央区北5条⻄6丁⽬1-23第⼆道通ビル8F
所在地(旭川営業所) 〒078-8241 北海道旭川市豊岡11条6丁目4-14-208
所在地(東京支店) 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2丁目20-7 水道橋西口会館
TEL:03-6268-9762 FAX:03-6268-9761
許可番号 小売電気事業者登録番号 A0041
不動産特定共同事業者許可証 北海道知事 第2号
特定建設業許可 北海道知事許可 第722937号
(土木工事、とび・土工工事、建築工事、電気工事)
宅地建物取引業免許 北海道(石狩)知事免許(02) 第008271号
事業内容 再生可能エネルギー事業

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